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当院を受診した患者様

大森整形外科では、毎月のべにして約1500人の患者さまの治療に携わっております。皆様に安心して受診して頂けるよう、診察時の記録写真や術前・術中・術後の写真を掲載し、症例と担当医からのコメントをご紹介いたします

踵骨(しょうこつ)骨折 べーラー角の減少(6)

48歳 男性


before

after

軸射像にて踵骨後関節面直下にステープルを打ち込み内側皮質を貫く


症状

屋根から転落し受傷、激しいかかと周囲の痛み

症状

踵骨骨折の受傷機転は、距骨の後方関節外側部が踵骨にめり込んで、踵骨を前後左右に分断するように破壊します。一番の後遺症は痛みです。予後を左右する因子は踵骨距骨周辺関節の損傷、踵骨の長軸径の短縮、内側骨支柱の破綻による体部の内反変形、踵骨の外側への膨隆による腓骨筋腱周囲の炎症、足部縦のアーチの損傷(べーラー角**の減少)などです。さらに加えて重要な因子は踵骨上面の最大荷重関節である後関節の骨折段差の残存です。骨折タイプの分類がいろいろありますが、要は上記の変形を残さず、後関節の骨折段差の解消が要点となります。この症例は後関節が縦割れを起こし外側部分2/3が下にめり込むタイプで、よく見られるタイプの骨折です。べーラー角はマイナス20°で整復後は30°に回復。右の写真は軸射像でのステープルの後関節面直下の足が内側骨皮質を貫いているところです。外側の壁の膨隆もよく抑え込まれています。(**べーラー角: 踵骨隆起から後距骨踵関節面上端を結んだ線と前距骨関節面から後距骨踵関節面上端を結んだ線の成す角度の補角 正常値20〜40度)

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※術前術後の写真は効果を保証するものではありません。