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当院を受診した患者様

大森整形外科では、毎月のべにして約1500人の患者さまの治療に携わっております。皆様に安心して受診して頂けるよう、診察時の記録写真や術前・術中・術後の写真を掲載し、症例と担当医からのコメントをご紹介いたします

踵骨(しょうこつ)骨折 予後を左右する因子(3)

57歳 男性


before

after

ステープル刺入の3次元図


症状

労災事故で3メートルから飛び降りて踵部を地面で強打

症状

踵骨骨折は比較的青壮年の働き盛りの人の転落外傷でよく見かける骨折です。腰の圧迫骨折を合併していることが多い。距骨の後方関節外側部が踵骨にめり込んで、踵骨を前後左右に分断するように破壊します。一番の後遺症は痛みです。踵骨距骨周辺関節の損傷、踵骨の長軸径の短縮、内側骨支柱の破綻による体部の内反変形、踵骨の外側への膨隆による腓骨筋腱周囲の炎症、などは予後を左右する因子ですが、一番重要な因子は踵骨上面の最大荷重関節である後関節の骨折段差の残存です。骨折タイプの分類がいろいろありますが、要は上記の変形を残さず、後関節の骨折段差の解消が要点となります。この症例は後関節が縦割れを起こし外側部分が下にめり込むタイプで、よく見られるタイプの骨折です。外側から展開し落ち込んだ後関節外側部を持上げ、2mm キルシュネル鋼線で作った手製のステープルで固定しました。しっかりとした外側部分の持上げと、ステープル下方の足を外側骨皮質しっかりと打ち込むことにより、体部の内反は自然と矯正されます。通常ステープル1〜2本での固定となります。

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※年齢は受診時のものです

※術前術後の写真は効果を保証するものではありません。