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当院を受診した患者様

大森整形外科では、毎月のべにして約1500人の患者さまの治療に携わっております。皆様に安心して受診して頂けるよう、診察時の記録写真や術前・術中・術後の写真を掲載し、症例と担当医からのコメントをご紹介いたします

踵骨(しょうこつ)骨折 手術方法の選択について(2)

60歳 女性


before

after

赤い矢印は内側と外側の骨片の段差を示します。


症状

脚立から飛び降りて着地に失敗して かかとを受傷、腫脹疼痛高度。

症状

女性の踵骨骨折(かかとの骨と書いて しょうこつ と読みます)は高齢者が多いのですが、 60歳といえばまだまだ元気。かなりばらばらで、関節面は外側が右の写真の軸射像で 踵骨の後関節の外側1/2が1センチ近く骨髄腔に落ち込んで、踵骨外壁が左外側に膨隆しています。透視下に外側壁種々の方法で、たたいて噛み込みをとって、用手的に体部の内反を矯正し経皮膚的に太いピンを舌状に落ち込んだ外側骨片に差し込んで落ち込みを起こし、経皮膚的に皮膚を切らずに追加の鋼線で整復位置維持し距骨まで串刺しにして固定する方法を選択することもあります。しかしこの方法では正確な関節面の復元は、直接見ての整復に比べれば不確かです。骨折部を開けて見ると結構膨隆した外壁はしっかり壁を成していて、外からたたいて噛み込みをとるという方法は残っている外壁を帰って更に骨折させるようで勿体ないと考えます。最近はなるべく骨折部を直接開けてみて整復固定するようにしています。新鮮骨折の場合はどんなに骨欠損が生じても骨移植はしないのですが、この症例の場合は持上げた後関節の直下に人工骨を挿入し整復位の維持の助けにしました。手製のステープルは一方の足は段差を整復した後関節面直下を内側皮質まで打ち込みもう一方の足は膨隆した外壁を押し込む様に使います。前のステープルの下方の足は前方の一次骨折線をまたいで整復位置に保つ様に挿入します。固定具としてはごくシンプルですが、しっかりとした皮質下辺縁部に刺入した固定です。

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※術前術後の写真は効果を保証するものではありません。