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当院を受診した患者様

大森整形外科では、毎月のべにして約1500人の患者さまの治療に携わっております。皆様に安心して受診して頂けるよう、診察時の記録写真や術前・術中・術後の写真を掲載し、症例と担当医からのコメントをご紹介いたします

小児上腕骨顆上骨折にテープ絆創膏固定法による治療(3)

9歳 男性


before

after

シルキーポア(テープ絆創膏)にて整復完全屈曲位からやや緩めた状態で包み込むように固定する


症状

転倒し非利き腕の左手を地面について受傷し肘の変形疼痛あり

症状

小児の長管骨の骨膜は非常に厚く、この症例の様に過伸展による骨折の場合、前面の骨膜は断裂し骨折部に巻き込まれますが、後方の骨膜は通常切れることはなく連続しています。この症例は上腕骨顆上骨折のなかでも比較的高い部位で折れており、比較的整復は容易なタイプです。解剖学的に綺麗に整復し肘を屈曲を強めてゆけば、後方の骨膜と軟部組織はしっかりとした緊張を保って骨折部の整復位を更にしっかりと補強してくれます。病院によって治療は異なります。尺骨肘頭への刺入鋼線での頭上牽引や介達ラバー側方牽引、ギプスによる固定と様々です。私は正確に整復できた場合は、最大過屈曲からややゆるめた位置でテープ絆創膏で固定する方法で治療してきました。正確な整復位を保つと、翌日腫脹はみるみる取れ、更に肘屈曲が可能となってきて、屈曲をさらに強め絆創膏を追加固定します。数日この操作が続きます。また早い児童では術後2日目くらいから歩いてトイレに行くことが可能となります。2週間で絆創膏をとり三角巾か首つりバンドによる固定とします。この症例も後遺症を残さず治癒しました。

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※年齢は受診時のものです

※術前術後の写真は効果を保証するものではありません。